デザインと日常、時々ネコ

Linksdesign designer's blog

2010年2月5日金曜日

【イベント】ギフトショー(3)近江の手造り和ろうそくの話


















東京インターナショナルギフトショー2010で、


ろうそく制作実演をなさってました。

一本の芯に手作業でのハゼ蝋塗りが続く。


和ろうそくに使われているハゼ蝋の原料価格は、

白いパラフィンの15〜20倍で、手間は時間で8倍だそうです。

そんな事から、今の時代ではこの技術は第三者には

伝えられないらしい。


何とか出来る様になる3年もの間

人件費を払い続ける資金がないし、

その初心者の失敗作を全て手直しする

手間は3倍以上かかる。

それなら、最初から自分がつくった方が早い。


その制作工程は、生産性とか、効率性とか、

利益率とかその様な世界からは無縁の忍耐の作業だ。

実にカッコいい!


そうやって作られたろうそくの灯りは、

静かに燃え、時には激しく揺れる。

空気の流れにも敏感に反応し、

その様子は電気では感じえない

何処か神秘的な印象を受ける。


そんな様子が、様々な儀式に用いられる

理由なのでは無いかと思う。

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5 件のコメント:

  1. 私の想像では…
    家に帰ると、“おい!”と“風呂!”と“メシ”しか
    言わない白髪の貫禄のある方が作っている
    イメージ!
    どんな人でした?

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  2. >匿名 さん
    なかなか爽やかでしたよ。

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  3. あら⁈残念…

    炎って、見てると不思議な気持ちに
    なりますよね☆
    いろんな色が見えるし、この炎はどんな見え方
    するんですかね⁈

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  4. 小さい時から炎が大好きで、
    色んな物燃やして遊んでました。
    たき火したい・・・。

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  5. そうそう!
    おばあちゃん家に行っていとこ達と
    たき火して、マガジン燃やしたり、ドングリ
    を鍋で煮てみたり…で、最後には怒られて。
    懐かしいなぁ☆

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